ハリーさんのエクササイズ乗馬

アナタのココロとカラダをキレイにするために、乗馬でエクササイズしませんか?

馬の背中でバランスを保つのは意外に大変です。乗馬は座っているだけのように見えますが、実は水泳に匹敵する全身運動なのです。その姿勢を保つためには、普段は眠っている内側の筋肉(インナーマッスル)を自ずと使わなけらばなりません。さぁ!乗馬でココロとカラダに磨きをかけて、新しい自分と出逢うためのエクササイズを始めましょう。

くびれたウエストはインナーマッスルがつくる

馬の背に乗り姿勢を保つためには、インナーマッスルと呼ばれる内部の筋肉が重要です。馬の背でバランスを取るためには、上半身と下半身をつなぐ筋肉である大腰筋をふくむインナーマッスルが自然と鍛えらます。そして、インナーマッスルを鍛えることにより姿勢が良くなり、くびれたウエストやヒップアップ効果を期待できます。スッと伸ばした背中で、颯爽と歩いてみませんか。

ふくらはぎを動かしてリバウンドしらず

馬はまたがっただけでは進んでくれません。乗り手が馬の腹部を、ふくらはぎで圧迫することにより前進するのです。下半身には全身の筋肉のうち3分の2が集まっていて大量の血液が流れています。静脈血が重力に逆らって戻るために下半身の筋肉、特に心臓から一番遠いふくらはぎが収縮と弛緩を繰り返すことにより静脈をしぼり血液の流れを加速します(骨格筋ポンプ)。ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれる所以です。大腿筋や内転筋群にも類似の作用があります。乗馬では脚を使うことによりこのポンプ作用がたくさん働くため静脈還流が促進され全身の循環が良くなり、身体の隅々まで酸素や栄養分が行き渡り身体が温まります。その結果、新陳代謝が活発になり体力や免疫力が高まります。筋肉の中では主に有酸素運動で使われる赤筋の部分がより働くため脂肪の燃焼が活性化され、長く続けるとシェイプアップにつながり太りにくい身体をつくります。

見知らぬ風景で“ココロとカラダ”を癒やす

乗馬は動物をパートナーとする唯一のスポーツです。日常接することのない馬の温もり、大きく穏やかな眼や息使いに直接触れつつエクササイズすれば、なんとも言えない心地良い疲労感と、最高のリラクゼーション効果をアナタにもたらしてくれるでしょう。また、馬にまたがり一段高いところから眺める風景は実に気持ちの良いものです。今まで見たことのない景色に、きっとアナタは日常のストレスを忘れてしまいます。

エクササイズムービー